いまさら GRID シリーズ #01

レースゲーム

・近々コドマス < Codemasters > から「 GRID 」の新作が出るので、
 GRID シリーズについて書いていこうと思う。

・まずは GRID の1から。( 新作の方ではなく初代の方。 )
 初代 GRID の正式名称は確か「 RACE DRIVER GRID 」だったかな。

その当時の自分は既にもっぱらPCゲーマーへと移行してしまっていたのだが、
PCゲームとしてレースゲーがまず希少だった。
PCでレースゲーは無い事もなかったが、良作と呼べる物があまり無かったと思う。
( 今思えば知らなかっただけかも。。w )

その当時レースゲーはまだ格ゲーと一緒で良作がやりたければ、
素直に家庭用ゲーム機を持っておいた方が得策だった。

PCのレースゲーは半分諦めかけてた矢先に見つけたのが、
この「 RACE DRIVER GRID 」
PC出してくれてるだけで有り難かった。

初代GRIDの評判は物凄く良かった と思う。
このゲームを知ったきっかけというのも、「 GRID 」を推す声を
そういったスレで沢山見かけたからだ。

・1作目の良かった点は沢山あった、うろ覚えながらも挙げてみよう。

1.まずグラフィックは当時相当綺麗な方だったが、多少黄色味掛かった色合いが
 人によってはマイナス点だった様だ。

個人的には気にはならなかったが、これはModで改善される。

2.車の挙動は若干カジュアル寄りではあったが、アシストのオンオフがちゃんと有り
 多少プレイヤーの好みに寄せる事は出来た。
 それでも納得いかない人には挙動改善Modがあった。

3.コックピット視点がちゃんとあったのも1作目の良い点。

4.フラッシュバック機能。
 レースで致命的なミスをしてしまった場合、このボタン一発で数秒前からやり直せる。
 ただしこの機能は便利過ぎるので人によってはプラスに感じず、縛る人も居ただろう。

5.お馴染みの日本車が多数出てくる。
 そして架空のコースではあるが日本の峠をモチーフにした様なコースも出てくる。
 実在するコースとしては
 サルト( サルテ )サーキット『 ル・マン24時間耐久レース 』が出てくる。

6.チームメイトの存在。
 他のレースゲーではあまり見ない要素だったが、これも悪くなかった。
 同じレースに自分の選抜したチームメイトが一応味方として参戦している。
 レースで一緒に走る仲間が居るというのは新鮮な感覚だったが、
 流石に1位の座までは譲れないので最終的にはチームメイトも味方とは言えライバルだ。
 チームメイトと共に1,2フィニッシュを目指すのが理想。

・良かった点の多い1作目だったが、マイナス点がなかった事もない。

『 ル・マン24時間耐久レース 』が出てくるのだが・・・
これが人によってはマイナス点になっていたかもしれない。
( 個人的にはプラスにもなっていたが。)

実際に24時間走らされる訳ではないが、1時間を現実世界の1分として短縮はされている。
短縮されているとは言え1レースで24分掛かるという事だ。

そしてこの ル・マン で走る「 サルトサーキット 」というのは、
相当難易度が高めで尚且つ糞デカいコース。

流石にニュルブルクリンク程ではないがデカいコースなので、長~い高速ストレートが出てくる。
当然アクセルをベタ踏みでその高速ストレートを突っ走るのだが・・・
そのまま気持ち良く走っていては大惨事に遭う。
それなりに減速をしないと曲がり切れないコーナーやシケインが急に現れるので、
それを念頭に置いとかなければいけない。

っとは言えそれにビクついてブレーキが早すぎたり、スピードを落とし過ぎたりしてもアウトだ。
周りの車も物凄い速度で走っているので、その一瞬の判断ミスで一気に追い詰められる。
ギリギリまで最高速を保った上で、絶妙なタイミングでブレーキを踏む必要がある。

そしてさらにはこれは24時間の耐久レースなので、当然ながら夜間走行へと突入する。
そうするとどうなるか・・・

暗闇を最高速でかっ飛ばしていく中では、
「 あ~そろそろコーナーが見えてきたなぁ、減速しなきゃ。」
なんて甘っちょろいもんは通用しない。
見てから判断するなんてレベルじゃなく、ほぼ感覚で判断しなければならない。
これは相当な集中力を要する。それを24分間ぶっ通しで続けるのだ。

そんなレースをこのゲームは区切りとなる1シーズンを終える度に毎度挟んでくる。
その都度かなりの気合が要るはずだ。
( 幸いそれを望まない人はレースをパスする事も出来たはず。)

そこが人によってはマイナスポイントになったかもという話だ。

個人的にはこのル・マンを毎度パスせずに相当走り込んでいたので、
最終的には例え画面を見ずとも最適なタイミングでブレーキを踏める位の域に達していた。
その位にまで極まれば流石に脳汁が出たが、そこまで気合を入れて挑む人は少ないかもしれない。

でもそこには・・・その域にまで極めて初めて体感出来る
レースゲーの醍醐味って物が確かにあった。
個人的には是非ともそれを他の人にも感じてもらい、共感してもらいたいと思う。
( 今となってはそれこそ今更だがw )

なので結果的にはこのル・マンですらも良い点として挙げたい。

個人的にGRIDの1と言えばもうこのル・マンしかない。
他にもなんちゃって日本を舞台にした様な面白いコースなどもあったが、
それら全てが霞む程強く印象に残ってるのはル・マンだ。

ちなみにこのル・マンで走る「 サルトサーキット 」は他のレースゲーでも良く出てくる。
どのレースゲーで走ってもそれなりに難易度の高いコースだ。

「 サルトサーキット 」は実在するコースの中では好きな方だがトップではないかなぁ。
1番好きなコースは「 ラグナ・セカ 」でその次は「 鈴鹿サーキット 」かな。
どっちも特徴的なコーナーが沢山あって走っていて楽しいコース。

あっ・・・どっちもGRID1には入ってなかったか。。w

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